2009年 01月 24日 ( 1 )

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        アメリカではObama大統領の就任式が無事に終了し、

        多くの人達がこれからの彼の国家再建に向けた政策に

        希望を持っていることでしょう。

        私も、就任式の様子をLiveでしっかりと見ました。

        彼の演説にも感動したけれど、

        それ以上に、あの日あの場所に集まった人達の一体感に、

        さらなる感動をした私です。

        カメラで全体を映していると、まるで空気まで振動しているように見えました。

        人の力って凄いなぁー。

        特に黒人の人達にとっては、歴史的な瞬間だったのでしょう。




        さて、昨日はクラッシュと言う映画を見ました。

        疲れて、そろそろ朝になるであろう時間からなぜか見てしまい(笑)。

        StoryはLA社会での人種差別問題を描いていて、

        トーンとしては、全体に重く、暗い内容だけど、救いがあり、

        手放しで感動!とかではないけど、私は惹かれました。

        人種的な差別って、何の根拠もなくても、

        特に多民族国家における社会の膿みたいなもので、

        個人的にそうならざるを得ない理由があってもなくても、

        長い時間をかけないと排除していけない、でも、根本的な部分で

        お互いの「違い」をその背景も含めてちゃんと認め合えなければ、

        時間さえかければいつかは解決していく、という問題でもないのだと思う。

        「違う」ことへの恐れ。そういう心にある小さな感情の要素を取り除くには、

        具体的な何かに触れる経験がなければ、そう簡単になくならないのも事実。

        差別は絶対にあってはいけないと思うけど、

        それによって成立している社会の側面もあり、

        そういう混沌を抱えて生きる人達の複雑な心情を、

        この映画で少しだけ垣間見たような気がする。

        


        もし、自分以外の人間を肌の色で分けて世界を見たら、

        その世界はほんの数種類にしかなりえない。

        でも、もし、今目の前にいる一人一人をちゃんと見て世界を捉えたら、

        その世界はこの地球に生きる人の数だけある。

        自分がどんな風に人を見て、触れあうか、によって、

        自分を取り巻く世界は全く異なる色を持つし、

        全く違う可能性を帯びるのだと思う。

        同じ景色を見ていても、個人個人で違う感じ方をするように、

        全てはそれぞれに委ねられているのだと思う。

        人種差別問題だけに限らず、全ての物事において、

        考えたらキリがないくらい上も下もあるとは思うけれど、

        出来るだけ、広く世界の見渡せる場所にいること、

        出来るだけ、自分にとって眺めのいい場所にいること、

        それらを選択し決断する自由と平等がみんなにあったなら、

        少しづつでも確実に何かが変わっていくような気がします。

        


        

        

        

        
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by lifeisaparty | 2009-01-24 03:53
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